木下逸雪:安永年間桜島噴火の図
 8. 龍馬、西海道に
       近代化の道を拓く
        (1865年 龍馬 31歳)

  禁門の変をきっかけに幕政が反動
 化し勝海舟は失脚、神戸海軍操練所
 はわずか1年で閉鎖となる.孤立し、
 新撰組から命を狙われる身になった
 龍馬を援護したのは薩摩藩である.

  龍馬は神戸時代、海舟の紹介で京に
 いた西郷隆盛と接触し海運商社への合
 意を得ていた. 慶応元年春、龍馬は
 薩摩の胡蝶丸で鹿児島へ.陸奥陽之助
 など同行. 鹿児島では小松帯刀邸に
 宿泊し 藩の財務方と出資依頼交渉、
 そして 遂に念願の海運商社設立の運
 びとなる.
  龍馬たちは、その足で 長崎に行き
 活動拠点を定める. 我が国初の株式
 会社、亀山社中の発足である. 龍馬
 31歳、満帆の風を背に受け・・