長崎出島絵図(河原慶賀)、引用先:旧ふきのとうドットコム


 9.長崎:亀山社中軸に
        薩長同盟締結へ
  (1865年 龍馬 32歳)

  慶応元年五月発足の亀山社中には、
 神戸時代の脱藩同志など20名近くが
 参加した.また亀山社中の将来に期待
 を抱いて支援した中に、薩摩の五代
 才助や長崎の豪商小曽根英四郎、大
 浦お慶、そしてトーマス・グラバー
 がいる. 折しも土佐から武市半平太
 切腹の知らせが届く.土佐藩の頑迷な
 佐幕方針に悲憤慷慨の龍馬は商社活動
 を陸奥陽之助や近藤長次郎など同志に
 預け、倒幕の切り札「薩長同盟」実現
 に乗り出す. そして同郷の中岡晋太郎
 の同目的の動きを知り連携する.
  しかし、禁門の変以来、犬猿の仲の
 薩長の軍事同盟締結は困難を極めた. 
 そこで亀山社中が 薩摩名目で軍艦や
 大量の銃器を購入し、幕府の第二次
 征長州伐への対応に苦慮する長州に
 密かに売、という実利的手段で両藩を
 結びつけ、薩長軍事同盟は、ようやく
 実現の方向に動き出す.

  亀山社中